「闇金に過払い金請求したい」
「闇金も消費者金融のように過払い金請求に応じてくれるの?」
そんな疑問を持っている方も多くいるのではないでしょうか?
今回はそんな方たちに向けて
・そもそも過払い金請求とはなにか?
・闇金に対して過払い金請求は出来るのか?
・応じてくれなかったときの対処法
などについて弁護士が徹底解説いたします。
闇金被害でお困りの方は問題解決に向けて動き出しましょう!
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と脅されていても安心してご相談ください。 シン・イストワール法律事務所があなたを闇金から全力で守ります!
※ 債務整理受任に関しては弁護士との面談が必要ですが、諸事情により面談が困難な方はお気軽にご相談ください。 1.過払い金請求とは
ここ数年で頻繁に耳にするようになった「過払い金請求」ですが一体何のことでしょうか?
グレーゾーンでの利息を請求すること
過払い金とは法律の不備によって発生してしまったグレーゾーンの金利で借入れてしまった、必要以上に多い利息のことをいいます。
この、払いすぎてしまったお金を貸金業者に返してもらうように請求することを過払い金請求というのです。
基本的に過払い金請求は拒否されることはありません。
ただ、請求できるのは国に登録している正規の貸金業者のみとなります。
過払い金が発生する理由
日本では出資法と利息制限法といって、貸金業での利息を定める法律が2つあります。
現在では、どちらの法でもお金を貸付するときの上限金利は年利20%と決められています。
ですが2010年の法改正までは、利息制限法の上限金利が年利20%であるのに対し、出資法での上限金利は年利29%となっていました。
そのため年利20%~29%の金利での貸付は合法だけど違法、といったグレーゾーンとなっていたのです。
ですが法改正によって年利20%が上限金利と定められたので、それまでグレーゾーンで取引していた貸金業者には過払い金請求が出来るようになったのです。
2.過払い金請求の注意事項
早速過払い金請求をしてみたくなった方もいるのではないでしょうか?
そこで過払い金請求をする際の注意事項をいくつかご紹介します。
過払い金請求の時効は10年
過去に払った過払い金の請求には10年間という時効があります。
完済日から10年以内の場合のみは請求できますが、10年以上経過してしまうとどんな理由があっても請求できません。
特に今年2020年は出資法改正からちょうど10年です。
タイムリミットが迫っている時期なので、心当たりのある方は早めの行動が大切です。
過払い金請求は専門家に頼ろう
過払い金請求は交渉の仕方によって返してもらう金額が変わります。
そう、貸金業者に請求しても必ず全額を返してくれるわけではないのです。
より多くの額を返してもらうためにも交渉術が大切になってくるのです。
ひとりで請求をしても、相手にされないことがほとんどです。
そこでオススメなのが弁護士の力を借りることです。
法律の専門家である弁護士は日々過払い金請求を行っているプロですから、より多くの金額が戻ってきます。
3.闇金に過払い金請求は出来る?
「基本的にはどの貸金業者も過払い金請求に応じてくれるなら闇金も大丈夫なはず」
いえ、決してそんな事はありません。
結論から言うと、闇金に過払い金請求しても応じてくれません。
ちなみにここでいう「闇金」とは違法貸金業者のことをいいます。
具体的にはファクタリング業者、個人間融資、名義貸し、口座買取、高利貸し、カード現金化などが該当します。
闇金から借りたお金に過払い金は発生している
闇金で借入れた際の利息は法定利率を遥かに上回っています。
闇金の利息を表す言葉に「トイチ:10日で10%」「トサン:10日で30%」「トゴ:10日で50%」などがあります。
これらを年利に置き換えると
トイチ・・・365%
トサン・・・1095%
トゴ・・・・1825%
となります。
この中で利息が一番少ない「トイチ」でさえ、法定利率20%を18倍も超えているのです。
当然、闇金からの借金には過払い金が発生しています。
闇金から借入れたお金には過払い金が発生しているのに、なぜ請求はできないのでしょうか?
4.闇金に過払い金請求できない理由
闇金にとってはメリットがない
そもそも闇金は数々の法律を破っている違法貸金業者です。
具体的には以下の3点で法律を犯しています。
- 法定利率を上回る利息設定
- 違法な取り立て
- 貸金業の未登録営業
正規の貸金業者が請求に応じなかった場合、会社の信用に傷がついたり、訴えられる危険があります。
これに対して、もとから法律を破り続けている闇金は、過払い請求に応じるメリットは何もありません。
そのため請求をしても無視されることがほとんどです。
業者を怒らせてしまう危険も
また闇金に過払い金請求すると、相手を怒らせて利息が上がったり、取り立てが激しくなることがあります。
「自分が利用している業者なら応じてくれるかもしれない」
そう思いたくなる気持ちもわかりますが、相手は闇金です。
むやみに請求をして危険にさらされることは避けましょう。
5.闇金で困ったときの対処法
闇金から借りたお金は返済する必要がない
まず闇金への借金返済でお困りの方に朗報です。
あなたが借りている闇金からの借金には返済義務がありません。
に日本の民法では不法原因給付といって、違法な条件で借りたお金には返済義務が生じないことが定められています。
先程も説明したように、闇金は数々の法律を破っている違法貸金業者ですから、当然返済する必要がないわけです。
利息も元金も返さなくていいのです。
あなたは法律によって守られているのです。
闇金被害の対処法
返済義務がないからといてただ放置するだけではいけません。
相手は容赦なく取り立てをしてきます。
闇金という強敵に立ち向かうには誰かの力を借りなければなりません。
そこでオススメなのが法律の専門家である弁護士の力を借りることです。
法律の専門家である弁護士なら闇金の違法性を法的に指摘することができます。
弁護士が本気を出せば、闇金を訴えることも逮捕させることもできてしまいます。
ですから弁護士が介入すれば、ほとんどの闇金は手を引きます。
借金がなくなり、取り立てや嫌がらせがなくなるわけです。
弁護士の力を借りれば、驚くほど簡単に借金生活から開放された穏やかな日常を取り戻すことが出来るのです。
まとめ
- 過払い金請求とはグレーゾーンだった利息を返してもらうこと
- 闇金に過払い金請求しても応じてくれない
- 闇金トラブルで困ったら弁護士に相談しよう
今回は過払い金請求と闇金について解説しました。
闇金は堂々と法律を破っている違法業者です。
被害が大きくなる前になるべく早い段階で解決へと動きましょう。
もし闇金からの借金や取り立てで悩みを抱えているのであれば、まずは弁護士に相談をしましょう。
シン・イストワール法律事務所には、闇金対応のノウハウが豊富にあります。
闇金被害でお困りの方は、シン・イストワール法律事務所へぜひご連絡ください。
シン・イストワールでは電話・メールの相談は、無料で受け付けています。
また弁護士費用の分割払い・後払いにも対応していますので、お気軽にご連絡ください。