「闇金から借金するときってどんな書類が必要なの?」
「闇金の借用書って安全なの?」
今回はこんな疑問にお答えしていきます!
みなさんが闇金と契約する時、自宅の住所だけでなく友人や親戚の住所・勤務先の情報などたくさんの個人情報を書かされます。
こういった契約書は本当に安全なのでしょうか?
もしも契約書にたくさんの個人情報を記入してしまったらどうしたら良いのでしょうか?
そこで今回は闇金の契約書類が危険すぎる理由や対処法について徹底解説していきたいと思います!
今回のテーマ
- 闇金の契約に必要な書類
- 闇金の契約書・借用書の危険性
- 実際に契約書に記入した方の被害事例
- 契約書に記入してしまった時の対処法
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※ 債務整理受任に関しては弁護士との面談が必要ですが、諸事情により面談が困難な方はお気軽にご相談ください。 闇金の契約書・借用書について

まずは闇金の契約にはどういった書類が必要なのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
金銭消費賃貸契約
一般的に銀行や消費者金融といった金融機関では、貸し手と借り手との間に金銭消費賃貸契約が結ばれます。
金銭消費賃貸契約とは借主が、貸主から金銭を借り入れてその金銭を消費し、その借入額と同額の金銭(利息付の場合は利息分も含めて)を貸主に返済するという契約のことをいいます。
【参考】金銭消費貸借契約とはより
つまり借りたお金は返すと約束する契約のことです。
一般的に金銭消費賃貸契約には「借入額」「利率」「返済期日」「遅延損害金」といった情報が記載されています。
もちろん闇金は貸金業者ですので、金銭消費賃貸契約を結ぶかと思われがちですがそんなことはありません。
実は最近の闇金は契約書類や借用書を作りたがらない傾向があるのです。
最近の闇金は契約書や借用書を作りたがらない
最近の闇金、特にインターネットで活動する貸金業者たちは契約書を作りたがらない傾向があります。
表向きでは
「お客様のことを信用しているので契約書は不要です」
などと調子の良いことを言いますが、実際は違います。
契約書を作ることで自分たちの違法行為を示す証拠が残ってしまうのを避けたいからです。
もしも利用者が契約書のコピーや写真をとっていたら、警察に捕まってしまうかもしれません。
そういった事態を避けるためにも最近の闇金は正式な契約書を作りません。
その代わり個人情報の収集をチャットやメールで済ませるのです。
- 免許証やパスポート、銀行通帳の写真を送信させる
- インターネットフォームで個人情報を入力させる
こういった手口を使うことで、契約書を作らずに個人情報を入手するのです。
闇金の契約書・借用書は意味を持たない
闇金との契約書・借用書は法的な効果を持ちません。
というのも闇金は数々の法律を違反している違法貸金業者です。
そして日本の民法では、違法な条件で結ばれた契約は意味を持たない、返済義務も生じないことになっています。
だからといって返済を放置していると相手を怒らせて、取り立てや嫌がらせが激しくなる恐れがあります。
返済義務がないからと言って放置せずに、弁護士や警察に頼ることで安全に解決することができるのです。
闇金の契約書の危険性

契約書・借用書に個人情報を記入するとどのようなリスクがあるのでしょうか?
契約内容を改ざんされる
こちらは非常に多いケースです。
闇金は、利用者が契約書を持っていないのを良いことに、契約書・借用書に書かれている内容(利率や融資額)を好き放題改ざんします。
契約書を改ざんした闇金は、利用者に対して法外な額を請求するのです。
具体的には
- 返済期限を早くする
- 利率を引き上げる
- 返済額を引き上げる
- キャンセル料を引き上げる
- 余計な手数料を追加する
といった手口を使ってきます。
もちろんそんなことは法律で認められているわけがない犯罪行為です。
ですがもともと数多くの違法行為をしている闇金にとって、契約書の改ざんくらい痛くも痒くもないのです。
個人情報が悪用される
契約書・借用書に書かれた個人情報は様々な形で悪用されます。
例としては
- 実家や職場先に取り立てを行う
- 他の闇金業者に個人情報を売る
- ネットに個人情報をばらまくぞと脅迫する
といった悪用が考えられます。
こういった悪事は容赦なく行われます。
契約書に個人情報を記入すること自体が危険なのです。
もしも契約書類に個人情報を記載してしまった方は、なるべく早い段階で弁護士に相談することをオススメします。
実際に契約書に記入した方の被害事例

続いては実際に闇金の契約書や借用書に個人情報を記入してしまった被害事例をご紹介します。
1. 闇金と知らずに個人情報を教えてしまった
1つ目の事例は闇金と知らずにあらゆる個人情報を記入してしまい困っている方の相談です。
先程どうしてもお金が必要だったので、インターネットで見つけた貸金業者サイトから申し込みを行ってしまいました。
住所や電話番号、夫の会社名まで記載してしまいました。
すると契約書も交わしていないのに、銀行口座を教えろとの連絡がありました。
とっさにキャンセルしたいとの連絡だけしました。
後になって怖くなって調べてみたところ相手は闇金だったようです。
このままだとどんな取り立てをされるか分からず怖いです。
無視し続けると主人の会社にまで電話がいくようになるのでしょうか。
主人には内緒での申し込みでもあり不安で仕方ありません。
ヤフー知恵袋より
2. 契約書類を書いていないのに連絡が来る
2つ目の事例は契約書類を書かずに口頭で契約した闇金からしつこい連絡が来て悩んでいる方の事例です。
契約書を作らずに、形だけ契約した闇金業者から取り立ての連絡がきています。
ネットで調べて違法業者である闇金には返済義務がないことが分かったので
「支払いたいが用意できていない。弁護士と話を進めている。」
と伝えています。
弁護士にはこれから相談する予定です。
それでもあまりにも連絡がしつこいのですがどう対処すれば良いのでしょうか?
ヤフー知恵袋より
闇金による契約書被害の対処法

続いては闇金による契約書被害の対処法について解説していきます。
すでに利用してしまった方は是非参考にしてみてください!
すぐに契約書類を書かない
こちらは当然ですね!
契約書・借用書を受け取ったとしても、何も書かなければこちらの個人情報が伝わることもありません。
書類をもらったら、記入する前に相手が闇金かどうか調べる癖をつけましょう。
インターネットで「"相手の業者名"」で検索すれば、すぐにヒットするはずです。
特にインターネット上で融資を行っている業者をみつけても、すぐに個人情報を記入しないように気をつけましょう。
契約書類をコピーしておく
もしも契約書・借用書を記入したら、相手に渡す前にコピーや写真をとっておきましょう。
基本的に闇金は契約書類を破棄したり、改ざんしたりします。
そうなった時に元の契約書類の証拠を持っておけば、警察や弁護士に相談した時に解決がよりスムーズになります。
状況によってはコピーできないケースもありますが、かなり有効な手段です。
弁護士に相談する
闇金トラブルで困ったら弁護士への相談がおすすめです。
法律の専門家である弁護士は違法業者である闇金の違法性を正式に指摘することが出来ます。
借金の無効化はもちろん、取り立て行為を即日で停止させることも可能です。
そのため多くの闇金は弁護士のことを非常に恐れており、弁護士が介入通知を知らせただけで取り立てが完全にストップすることもあります。
弁護士費用が気になる方もいるかもしれませんが、心配ご無用!
最近では電話やメールでの無料相談を実施している弁護士も増えてきていますので、資金で困っている方はこうした無料サービスを利用してみましょう。

まとめ:闇金の契約書類が危険すぎる!【実態や対処法を徹底解説】

まとめ
- 銀行や消費者金融といった金融機関では、貸し手と借り手との間に金銭消費賃貸契約が結ばれる
- 最近の闇金は証拠を残さないため契約書類を作りたがらない
- 契約書類を書いてしまうと契約内容を改ざんされたり個人情報を悪用される危険がある
- 借金をする時は安易に契約書に記入してはいけない
- 借金をする時は契約書・借用書のコピーを保管しておこう
- 闇金問題で困ったら弁護士に相談しよう
今回は闇金の契約書類の危険性や記入してしまった時の対処法について徹底解説しました。
闇金はあなたが記載した個人情報をあらゆる手段を使って悪用します。
反社会組織である彼らはどんな危険な行為をしてくるか分かりません。
なるべく早い段階で解決へと動くことをおすすめします。
放置していても被害は拡大するばかりです。
被害が小さい今のうちに、適切な対処法を実践していきましょう。
闇金でお困りの方は、今すぐ弁護士に相談をしましょう。
誰かに悩みを打ち明けるだけでも、きっと心が軽くなります。
シン・イストワール法律事務所は、これまでに10,000件以上の闇金問題を解決してまいりました。
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