「家具リース金融」で借金が気軽にできるって聞いたけど、実際どうなの?
今回はこういった疑問を解決していきます。
家で使っている家具を家具リース金融業者に売却してお金を得る融資方法を「家具リース金融」といいますが、その中には悪質な手口を使う危険な違法業者が潜んでいます。
そこで今回はそもそも家具リース金融とはなんなのか?違法性や危険業者の特徴、被害にあった時の対処法といったテーマについて詳しく解説していきます。
家具リース金融を利用しようか迷っている方、既に契約してしまった人は必見です!
今回のテーマ
- 家具リース金融とは
- 家具リース金融の取引の流れ
- 家具リース金融は違法なのか
- 家具リース金融の危険性
- 家具リース金融被害の対処法
- まとめ
家具リース金融でお悩みなら
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ここまで、家具ルース金融の特徴について理解できたかと思います。
では家具リース金融は法律上ではどのような位置づけなのでしょうか?
合法に見えるけど違法
冒頭で述べた通り、家具リース金融は違法です。
なぜなら、家具リース金融を利用するときに支払うリース料金を利息として換算すると、法定利率を上回る割合になるからです。
「家具リース金融は質屋と同じ仕組みだから違法ではない」と考える人もいるかもしれません。
しかし家具リース金融は質屋とは仕組みが全く異なります。
家具リース金融が質屋と異なるポイントは「資金調達の段階で家具を売却し、持ち主が利用者から業者に移る」点です。
利用者がリース契約を完了した場合、再度リース契約(継続リース)を結ぶか、家具を業者から買い取らなければ、担保にした家具を自分のものにはできません。
リース契約完了後に、継続リースをすると支払いの日々から逃れられませんし、業者から買い取ればこれまでのリース料は無駄になってしまいます。
基本的には家具リース金融は違法である上に、どんな選択をしても利用者が苦しむことを覚えておきましょう。
実際に家具リース金融業者が逮捕された事例
実は家具リース金融が摘発された事例は、過去に多くあります。
平成13年には、大阪地方裁判所で「不当利得金返還等請求事件」の被告である家具リース金融会社に有罪判決が出ています。
摘発された家具リース金融会社は、11万円の売却価格に対して約36万円のリース契約、15万円の売却価格に対して約30万円のリース契約を利用者に結ばせました。
これらのリース料を利息に換算すると、なんと年200%。
貸金業規制法や出資法を違反するとして、有罪判決が下されました。
このような有罪判決は全国各地で存在しており、違法な業者を摘発する動きが加速しています。
しかし、闇金などの悪徳業者と警察の摘発はいたちごっこ状態で、悪徳な被害にあう人は後を絶たないのが現状です。
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家具リース金融の危険性
続いては家具リース金融にどのような危険性が潜んでいるのか、説明していきます。
- リース料金が高額
- 支払不能になると家具を処分される
- 個人情報が漏れる
まだ家具リース金融の危険性がピンときていない方は必見です。
危険性① リース料金が高額
家具の売却でまとまったお金が得られたけど、リース料の支払いが苦しい
リース料の支払いのために、新しく借金をしてしまった
このように悩む利用者がたくさんいることから分かるように、家具リース金融のリース料は恐ろしいほど高額です。
闇金が運営する悪徳業者が、利用者にあえて高額なリース料を請求し、新たな借金を作るように仕向ける可能性もあります。
高額なリース料金のせいで、今後の人生を台無しにしないように、家具リース金融の利用は避けましょう。
危険性② 支払不能になると家具を処分される
リース契約で定められた期日までに利用者がリース料金を支払わなければ、家具リース金融業者は家具を処分します。
闇金がかかわる悪徳業者の場合、取り立てや嫌がらせをしたり、新たな借金を負わせたりする可能性もあるでしょう。
取り立てなどの手間を嫌う業者は、支払い不能だと分かった時点で即処分を選びます。
支払い不能になった場合、嫌がらせを受けたり、処分される可能性が大きいと考えておきましょう。
危険性③ 個人情報が漏れる
家具リース金融の恐ろしいところは、お金を損することだけではありません。
個人情報が漏れることも、家具リース金融のデメリットです。
家具リース金融を利用する際、氏名・住所・電話番号など、何かしらの個人情報を教えるように求められるケースがあります。
しかし家具リース金融に個人情報、たとえ電話番号だけでも教えることは非常に危険です。
家具リース金融を利用した後に「お金は足りてますか?」「また利用しませんか?」などと、勧誘の電話がかかってくる可能性があるからです。
ほかにも、個人情報が別の悪徳業者に売られるリスクも考えられます。
教えた個人情報が多ければ多いほど、悪用の危険性は高いと言えるでしょう。
住所を教えてしまった場合、自宅に闇金からDMが来たり、あなたと接触を図ろうと自宅周辺に張り付かれるかもしれません。
銀行口座を教えた場合、突然お金が振り込まれ、法外な利息とともに返済を迫られる「押し貸し」をされる可能性もあるでしょう。
参考押し貸しされる原因は?手口や被害時の対処法を詳しく解説
そうした二次被害を未然に防ぐためにも、家具リース金融は利用しないようにしましょう。
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家具リース金融被害の対処法
ここまで家具リース金融の特徴や注意点について説明してきました。
では、もし家具リース金融の被害にあってしまったらどのように対応すればいいのでしょうか。
ここからは対処法について、詳しく説明していきます。
警察に相談しても意味がない
警察は証拠があれば動きますが、ない場合は基本的に何もしてくれません。
悪徳業者も、証拠があれば自分たちが捜査されるとよく理解しているので、最近では証拠をほとんど残さずに取引を行うケースが多いです。
そのため、警察で被害を訴えても、トラブルは解決できないといえます。
弁護士に相談する
証拠はないけれど、被害を受けたから解決したい!どうしたらいいの?
このように困っている方は、弁護士に相談しましょう。
家具リース金融は闇金が運営しているケースもあるので、対応を法律の専門家に任せるのがおすすめです。
弁護士が、電話やメールで悪徳業者と交渉をするので、利用者は手間や負担をかけずに解決できます。
家具リース金融を利用してお金がないから、弁護士費用が心配…
最近は費用後払いや分割払いに対応している法律事務所も増えていますので、このように悩まれている方も、費用面の不安で依頼を踏みとどまらずに、一度弁護士に相談してみてください。
きっと、悩みを解決するために尽力してくれるはずです。
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まとめ:家具リース金融とは?闇金?手口や危険性を解説
- 「家具リース金融」とは、家で使っている家具を家具リース金融業者に売却してお金を得る方法のこと
- 家具リース金融の手数料を利息とみなした場合、ほとんどの業者が違法と解釈できる
- 家具リース金融では期日までにリース料金を支払わないと、家具は処分されてしまう
- 家具リース金融を始めとした借金や闇金トラブルで困ったら弁護士に相談するのがおすすめ
今回はそもそも家具リース金融とはなんなのか?違法性や危険業者の特徴、被害にあった時の対処法についてご紹介しました。
基本的に家具リース金融を利用すると、お金や家具を失うだけでなく、あなたの個人情報を危険に晒すことになります。
家具リース金融などの悪徳業者に個人情報を知られると、激しい勧誘、迷惑メール、押し貸しやカラ貸しなどの二次被害に発展する可能性も想定できます。
家具リース金融の危険性をしっかり頭に入れておきましょう。
また、万が一闇金を利用してしまった時は弁護士に相談することでスムーズに問題を解決することができます。
相談には相当お金が掛かるのではないのか、またきちんと相談に乗ってくれるのだろうかと気になっている人もいるかもしれません。
弁護士依頼にはもちろん費用は掛かりますが闇金に返済を続けるよりもずっと安い金額で済みます。
シン・イストワール法律事務所は、これまでに10,000件以上の闇金問題を解決してまいりました。
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