今回はこのようなお悩みを解決していきます。
あなたの裸の写真を闇金に送ることは非常に危険です。
「写真を拡散する」と脅しながら取り立てされたり、余分な借金返済を要求されたりするリスクがあります。
もし写真をネット上に公開されてしまえば、削除することは難しいでしょう。
写真を公開される前になんとしても問題を解決しなくてはなりません。
本記事では、裸の写真を闇金に送ることの危険性や対処法についてシン・イストワール法事務所の弁護士が徹底解説していきます。
闇金被害は、非常に厄介で簡単には交渉できません。
弁護士に相談することで最短即日で取り立てストップし、解決できます。
今回のテーマ
- 裸の写真を送る危険性
- 実際に裸の写真を送ってしまった方の被害事例
- 闇金に裸の写真を送ってしまったときの対処法
闇金でお悩みなら
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と脅されていても安心してご相談ください。 シン・イストワール法律事務所があなたを闇金から全力で守ります!
※ 債務整理受任に関しては弁護士との面談が必要ですが、諸事情により面談が困難な方はお気軽にご相談ください。 1. 闇金に裸の写真を送る危険性
では闇金に裸の写真を送るとどのような危険があるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
契約時に保険として裸写真を撮られる
基本的に債務者の裸画像は、契約の保険として撮影されます。
闇金は裸画像という弱みを握ることで、借り逃げや夜逃げといった被害を対策しているのです。
いくらお金を貸してほしいからと言って裸の写真を送る人なんているの?
そう思う方もいらっしゃることでしょう。
ですが本当にお金に困っている方は、とにかく1円でも多くのお金を用意しなくてはならないので裸の写真を送るしかないのです。
特に個人間融資で盛んにおこなわれる手口です。
実際にニュースになった事例をご紹介します。
高金利のヤミ金融を営んだとして、兵庫県警生活経済課と同県警尼崎東署は8日、貸金業法違反と出資法違反の疑いで、同県西宮市の自営業の男(68)を逮捕した。
同課によると、男は被害女性4人と、いずれも個人間融資の掲示板サイトで知り合った。ホテルや女性の自宅で会って貸付金額や利率を決め、その上、性行為を条件にしていた。
「担保」として、「返済時にデータは消す」という約束で女性の裸やバスタオル姿の写真を撮影していたという。
ひととき融資は、困窮状態に陥った女性らを狙った悪質な手口として近年目立っている。
昨年には、出資法違反の疑いで逮捕された大阪府千早赤阪村の職員が同様の貸し付けを行っていた。
引用:神戸新聞「性行為を条件に複数女性に現金貸し付け 68歳男 “担保”に裸やバスタオル姿の写真撮影も」
このように、SNSやインターネット上での個人間融資で裸の写真を要求されることが多く、女性を狙った悪質な手口といえます。
ひととき融資や個人間融資で被害にあった方は、弁護士に相談することをおすすめします。
「脅迫や暴力を受けた」など目に見える実害、証拠がない限り、警察は対処してくれない可能性があるからです。
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闇金に裸写真をネット上に拡散される
もしも闇金に裸の写真を送ってしまった場合、写真をネット上に拡散されるリスクが出てきます。
闇金はSNSや掲示板サイト、アダルトサイトであなたの写真を拡散します。
こういったネットサービスでは世界中の誰でもアクセスできてしまうので、取り返しのつかない事態になるのは言うまでもありません。
ネットに公開された情報を削除することはほぼ不可能に近いため、一生消えない黒歴史が残ることになるでしょう。
「ネットにばらまく」なんて、ただの脅しでしょ?写真を送るくらいならきっと大丈夫!
このように楽観視される方も少なくありません。
実際にネット上で拡散された事例をご紹介します。
大阪府警は2020年10月、現住建造物放火未遂や貸金業法違反などの疑いで逮捕した。
被害者は府内の10~40代の男女12人で、学生や会社員など幅広い。1回あたりの融資額は1万~40万円で、10日で30%、1カ月で50%を目安に利息を取っていた。
男は府内の女性に対し、SNSを介して個人間融資を持ちかけ、担保として裸の写真や動画を送らせた疑い。
返済が滞れば、自宅の玄関ドアに全裸写真を拡大コピーして貼り付け「写真をネットにばらまく」と脅したほか、女性に性行為を要求して行為を動画撮影し、アダルトサイトに投稿するなどした。
引用:産経ニュース「SNSで拡散『個人間融資』…全裸写真担保に苛烈取り立て」
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闇金に裸写真を職場先や親戚に拡散される
闇金はネット上だけでなく、債務者の周囲の人達にも裸の写真を拡散します。
例としては親戚、職場先、友人などに対してメールやFAXで拡散するのです。
ちなみにメールやFAXには、画像と一緒に督促状が添付されており、代わりに借金を払うように要求する文章が書かれています。
そんな連絡が送られれば、当然人間関係に傷が付くことでしょう。
最悪のケースでは、会社に迷惑だからという理由で仕事をクビになる可能性だってあるのです。
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2. 実際に裸の写真を送ってしまった方の被害事例
ここまで、借金の保険として裸の写真を送る危険性をよく理解できたと思います。
では実際に裸の写真を送ったときの事例や、解決方法を詳しく解説していきます。
被害事例① 闇金に裸の写真をネタに脅迫されています
1つ目の事例は投稿者女性が闇金から裸の写真をネタに脅迫されて困っているという相談です。
先月闇金から5万円借りました。
手数料を引かれたので手元に降り込みされたのは18000円でした。
先月末が返済期日でしたが返済できず、今日16500円だけで振り込みました。
すると闇金の方から返済が足りないと言われ、
「裸の写真を撮って送ってこい、そしたら返済は待ってやる」
と言われたので裸の写真を送ってしまいました。
それからしばらくすると
「ネットやツイッターに、私の住所や裸写真もばらまいてやる」
「子供の学校に電話するぞ」
と言われ、かなり追い込まれています。
裸写真を拡散される前に12万円用意しなくてはなりません。
助けてください。
こちらの事例では、貸金業者が利用者に対して強く脅していることから、脅迫罪に当てはまる可能性があります。
生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。
親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者も、前項と同様とする。
引用:WIKIBOOKS「刑法第222条 脅迫」
電話の音声など被害を裏付ける証拠をもって、警察に相談すれば捜査してくれることでしょう。
あるいは弁護士に相談することで、闇金の行為を禁止させながら縁を切ることができます。
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被害事例② 個人間融資に裸の写真を撮られました
2つ目の事例は個人間融資を利用した女性が裸の写真を撮られて困っている事例です。
Twitterで個人間融資を受けてしまいました。
合計12万円借りて、金利が1週間で2万4千円で1ヶ月後に12万円返済しないといけないのですが難しいです。
個人情報を全て教えてしまい、裸の写真も撮られています。
早急に解決したいので相談したいです。
よろしくお願い致します。
こちらのケースは裸の写真を撮られただけで、脅迫はされていません。
ですので被害を裏付ける証拠を用意するのは難しいでしょう。
ですので警察ではなく弁護士に相談することで、闇金からの借金をゼロにして縁を切ることができます。
このように、個人間融資でトラブルになる事例は多く、金融庁も注意を呼び掛けているのです。
SNS等で勧誘し、お金の貸し借りを行う「個人間融資」は、たとえ個人が行う場合であっても、貸金業法の規定に抵触する場合があります。
参考:金融庁「SNSを利用した『個人間融資』に注意」
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3. 闇金に裸の写真を送ってしまったときの対処法
最後に闇金に裸の写真を送ってしまった時の対処法をご紹介していきます。
ベストな対処法は警察 or 弁護士に相談することです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
警察しても効果は薄い
もしもあなたが闇金から裸の写真を送るように言われた証拠があるなら、警察に提出しましょう。
具体的には「裸の写真を要求されたメッセージ」「脅迫されたときの音声」など、裸の写真や動画を要求されたという確実な証拠を用意する必要があります。
警察は証拠が無ければ動かないという原則があるからです。
日々多くの事件や事故を取り扱う警察は、犯罪の可能性が曖昧な事件を対処している時間などありません。
また、警察には「民事不介入」という原則があります。
民事不介入とは、借金など個人間のトラブルに警察は介入しないというルールです。
警察に相談しに行っても「借金のトラブルは当事者同士で解決してください」と帰される可能性もあると覚えておきましょう。
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参考【闇金問題は警察に頼らないほうがいい?】闇金問題の正しい解決方法
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法律の専門家に相談しよう
闇金トラブルで困ったら弁護士への相談がおすすめです。
法律の専門家である弁護士は違法業者である闇金の違法性を正式に指摘することが出来ます。
借金の無効化はもちろん、取り立て行為を即日で停止させることも可能です。
そのため多くの闇金は弁護士のことを非常に恐れており、弁護士が介入通知を知らせただけで取り立てが完全にストップすることもあります。
弁護士費用が気になる方もいるかもしれませんが、心配ご無用!
最近では電話やメールでの無料相談を実施している弁護士も増えてきていますので、資金で困っている方はこうした無料サービスを利用してみましょう。
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まとめ:闇金に裸の写真を送ってしまったときの対処法
まとめ
- 闇金に裸の写真を送ることは非常に危険
- SNSやインターネットの掲示板でよくある手口
- 裸写真の公開は犯罪
- 「民事不介入」の原則で、基本的に警察では対処してくれない
- もしも裸の写真を送ってしまったら弁護士に相談しよう
今回は闇金に裸の写真を送る危険性や対処法について徹底解説しました。
違法貸金業者である闇金はどんな恐ろしいことをしてくるか分かりません。
裸写真を送ってしまった方は、慎重に安全に解決していく必要があります。
放置していても被害は拡大するばかりです。
被害が小さい今のうちに、適切な対処法を実践していきましょう。
闇金でお困りの方は、今すぐ弁護士に相談をしましょう。
誰かに悩みを打ち明けるだけでも、きっと心が軽くなります。
シン・イストワール法律事務所は、これまでに10,000件以上の闇金問題を解決してまいりました。
闇金問題のノウハウや経験が豊富なシン・イストワールへ、まずはお気軽にご相談ください。
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