今回はこのような疑問を解決していきます。
最近、女性をターゲットにした闇金が増えてきているのをご存じでしょうか?
女性は収入に対して支出の割合が大きく、お金が必要になる場面が多いので、闇金が目を光らせいるのです。
一度でも闇金を利用してしまえば、取り返しのつかない事態に巻き込まれることは間違いありません。
本記事では、女性が闇金を利用する危険性と実際の被害事例、適切な対処方法について、シン・イストワール法律事務所の弁護士が徹底解説していきます。
闇金トラブルや取り立て被害は、弁護士が最短即日でストップいたしますのでお任せください。
今回のテーマ
- 女性が闇金を利用する危険性
- 女性が闇金を利用してしまった被害事例
- 女性が闇金を利用してしまったときの対処法
- まとめ:女性が闇金を利用する危険性と対処法をご紹介
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※ 債務整理受任に関しては弁護士との面談が必要ですが、諸事情により面談が困難な方はお気軽にご相談ください。 女性が闇金を利用する危険性5つ
女性が闇金を利用する危険性は多くありますが、特に以下の5つには注意が必要です。
- 闇金はSNSで接近してくる
- 違法な超高利でお金を失う
- 激しい取り立て、嫌がらせを受ける
- ひととき融資に巻き込まれる
- 風俗業に勧誘される
それでは1つずつ見ていきましょう。
危険性① 闇金はSNSで接近してくる
最近の闇金は、SNSやインターネットの掲示板などから集客をおこなっており、実際に事務所を構えるような業者は減ってきています。
特にインスタグラムやツイッターといったSNSにはお金に困っている女性がたくさんおり、そうした女性を狙う闇金も潜んでいます。
SNSにはハッシュタグ(#)といって、ユーザー同士が繋がりやすい仕組みがあります。
闇金はタグ検索でSNSでお金に困っている女性を発見すると、DM(ダイレクトメッセージ)で連絡を取ります。
上手な言葉遣いと親切な対応で利用を促してきますが、絶対に利用してはいけません。
SNSの普及によって個人間融資・SNS闇金・インスタ闇金が横行しており、金融庁も注意喚起をしています。
SNSやインターネット掲示板などにおいて、個人間での金銭の貸し借りをうたった書き込みがなされている実態があります。
個人であっても、反復継続する意思をもって金銭の貸付けを行うことは、貸金業法上の「貸金業」に該当します。
貸金業を営む場合は、国又は都道府県の登録を受ける必要があります。
さらに、不特定多数が閲覧可能なSNS等で「お金を貸します」「融資します」などと書き込んで、契約の締結を勧めることは、貸金業法で規制されている「貸金業を営む目的をもって、貸付けの契約の締結について勧誘をすること」に該当するおそれがあります。
参考:金融庁「SNS等を利用した『個人間融資』にご注意ください!」
SNSを利用した闇金は、相手の正体が分からず、非常に危険です。
安易に借り入れをしたら、思いもよらないトラブルに発展したという被害事例もあります。
SNSのDMで貸付の連絡をしてくる業者のほとんどが闇金と考えて良いでしょう。
危険性② 違法な超高利でお金を失う
一般的に闇金は「トイチ」「トサン」「トゴ」と呼ばれる利息設定で融資を行います。
トイチ…10日で1割の利息が付くこと(とおかでいちわり)
トサン…10日で3割の利息が付くこと(とおかでさんわり)
トゴ…10日で5割の利息が付くこと(とおかでごわり)
「トイチ」「トサン」「トゴ」といった超高利は、法定の上限金利を大きく上回るため、違法です。
トイチを単利で換算すると年365%、複利で換算すると年3,000%を超えるため、明らかに違法と判断できます。
女性に限らず、多くの方たちが返済に苦しむことになるでしょう。
なかには、闇金に返済するために別の闇金から借金をして返済するといった「多重債務」となる方も少なくありません。
闇金によっては女性限定で利率を上げる、卑劣な行為をする事務所もあるそうです。女性が闇金を利用することはリスクが非常に高いと覚えておきましょう。
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参考トイチとは?計算方法や返済義務について詳しく解説
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危険性③ 激しい取り立てや嫌がらせを受ける
闇金を利用するリスクとして、激しい取り立てや嫌がらせを受けることが挙げられます。
特に利用者が女性となれば、さらに強気に出てくる可能性も考えられます。
具体的には、以下のようなケースが想定できます。
- 自宅にしつこい電話をかけてくる
- 自宅周辺を付きまとう
- 「闇金から借金しているとバラす」と脅してくる
- 自宅前で昼夜問わず怒鳴る
- 実家や職場に取り立てる
- 職場に回線がパンクするほど大量の電話を鳴らす
- 自宅や職場に嫌がらせの貼り紙をされる
- 頼んでもいないデリバリーや救急車を勝手に手配される
違法業者である闇金は、まったくためらうことなく激しい取り立てをおこないます。
こういった非人道的な取り立てをされてしまっては、返済どころではありません。
まともな生活さえ送ることが困難になるでしょう。
実際の被害事例として、以下のケースがあります。
北海道在住のサラリーマンAさんは、東京都豊島区の貸金業者C社(登録番号詐称)からダイレクトメールが届いた。
Aさんは消費者金融から250万円の借入れ(実質金利15.0%)を行っており、「金利1.8%で融資します」と書かれたダイレクトメールを見て低金利のC社に借り換えようと決意し、250万円の融資を申込んだ。
後日、その業者より1万5千円の振込みがAさんの口座にあり、1週間後に4万円振込め(返済しろ)と連絡があった。
本日は支払えないと告げたところ、Aさんの親宛に30万円の請求をされ、さらにAさんの息子さんが働いている職場には「金を返せ」などの嫌がらせのFAXが30枚も届いた。
参考:貸金業協会「被害の実例」
闇金にとって利用者からの超高利は利益そのものであるため、どんな手段を使ってでも回収してくるでしょう。
深刻なトラブルに発展する前に弁護士に相談しましょう。
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参考闇金の嫌がらせの実態とは!?【実際にあった被害相談を3つご紹介】
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危険性④ ひととき融資に巻き込まれる
利用者が女性の場合、ひととき融資を要求してくることがあります。
ひととき融資とは性行為を条件に借金を減額する融資のことをいいます。
闇金のなかには、返済が滞った利用者に対し「女性なら金以外でも返済する方法はある」などと、悪質な話を持ちかける業者が存在するのです。
もしひととき融資を拒否すると、利息を釣り上げられたり、取り立てが激しくなることがあります。
また行為中に下着姿や裸の写真を撮られて、脅迫のネタにされるケースも存在するのです。
府警八尾署などに逮捕されたのは、大阪府千早赤阪村職員の男(36)。
逮捕容疑は無登録で貸金業を営んだほか、法定を上回る金利を受け取っていたなどとされるものだが、特異なのは男の融資条件だった。
同署によると、男は平成24年ごろから、ネットで見つけた「個人間融資」を募る掲示板などで、融資を求める書き込みをしている女性を物色。
融資が決まるとホテルで会い、現金を手渡していた。
その際、利息や返済期間を記した借用書も作っていたが、そこには書かれていない「性的な関係を持つ」という条件も口頭で約束。
融資や返済のたびに関係を求め、女性が拒めば、利息を5千円上乗せしていたという。
参考:産経ニュース「利息は体で…ネット上に潜む『ひととき融資』のわな」
もしも撮られた画像をネット上に公開されてしまうと、永遠に消すことができなくなってしまいます。
ひととき融資を提案されても絶対に応じないようにしましょう。
▼ひととき融資の詳細はコチラ▼
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危険性⑤ 風俗業に勧誘される
ひととき融資の他にも、女性の債務者を風俗業に斡旋したりアダルトビデオへの出演を強要するなんてことも珍しくありません。
というのも反社会的勢力である闇金は風俗業界にも顔が利くため、働き手を紹介することで風俗業界から紹介料を貰えるのです。
闇金からすれば債務者の人生など、どうなってもいいのです。
もし闇金の斡旋によって風俗業界やアダルトビデオ業界に足を踏み入れてしまえば、抜け出すことはほぼ不可能と言えるでしょう。
取り返しがつかなくなる前に、弁護士や警察に相談しましょう。
女性が闇金を利用してしまった被害事例
続いては実際に闇金を利用して、人生を大きく狂わされた被害者女性たちの事例をご紹介します。
被害事例1. 闇金に裸の写真を要求されました
1つ目の事例は投稿者女性が個人間融資業者から裸の写真を要求されて困っているという相談です。
先日個人間融資の掲示板で知り合った、融資業者の方から裸の写真を要求されました。
融資のために送ったほうが良いかなと迷ったのですが、怖かったので断りました。
するとあらかじめ送っていた免許証の写真をインターネットの掲示板にばらまくと脅迫されました。
相手の情報がわからないのでどうしたら良いかもわかりません。
ヤフー知恵袋より
こちらの事例は業者側の脅迫罪・強要罪に該当します。
脅迫を受けたという証拠をしっかりと用意して警察に提出すれば、捜査が行われる可能性が高いです。
相手は免許証の画像を持っているのでどんな恐ろしいことをするか分かりません。
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参考闇金に裸の写真を送ってしまったときの対処法
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被害事例2. ひととき融資をネタに脅されています
2つ目の事例は投稿者の女性が、ひととき融資をネタに脅されている事例です。
ひととき融資で借金をしてしまいました。
借用書も書いてます。
返済が間に合わず、業者の方から「親に言うぞ」と脅されたり実家の写真を送られたりと嫌がらせにあっています。
返済する意思はあるのですが、ひととき融資の事実を親や親戚に知られたくありません。
誰にもバレること無く解決する方法はありませんでしょうか?
ヤフー知恵袋より
こちらはひととき融資被害を誰にも知られること無く解決したいという相談のようです。
最近では家族に内緒で闇金解決できる弁護士や司法書士事務所がたくさんあります。
弁護士など法律の専門家にお願いすれば、家族に内緒で解決できるでしょう。
女性が闇金を利用してしまったときの対処法
女性が闇金を利用してしまった時は警察か弁護士に相談することで解決できます。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
警察に相談しても解決しない可能性がある
闇金から脅されているという具体的な証拠がある方は警察に相談することをおすすめします。
具体的には脅迫されたメール、取り立てに来た際の音声データ等が挙げられます。
特に女性が闇金を利用した場合、大きな被害に発展することが多いので用意できそうな証拠があれば保管しておきましょう。
被害に遭ったことを示す確固たる証拠があれば、警察もしっかりと捜査してくれるでしょう。
しかし、暴力や脅迫など目に見える証拠が無ければ、警察は対応しない可能性があります。
というのも、警察には「民事不介入の原則」が存在するからです。
「民事不介入の原則」とは「借金などの個人トラブルは当事者間で解決するのが望ましく、公権力が介入すべきではない」とする考え方です。
警察は、日々多くの刑事事件や交通事故を扱っているため、借金トラブルなどの個人間の問題の優先度が低くなってしまいます。
実際に、警察に闇金の相談をしに行ったが「借金は自分たちで解決してください」と帰されたというケースも存在します。
目に見える証拠が用意できない方は、警察ではなく弁護士へ相談することをおすすめします。
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参考【闇金問題は警察に頼らないほうがいい?】闇金問題の正しい解決方法
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弁護士に相談してスピーディーに解決!
闇金トラブルで困ったら弁護士への相談がおすすめです。
法律の専門家である弁護士は違法業者である闇金の違法性を正式に指摘することが出来ます。
借金の無効化はもちろん、取り立て行為を即日で停止させることも可能です。
そのため多くの闇金は弁護士のことを非常に恐れており、弁護士が介入通知を知らせただけで取り立てが完全にストップすることもあります。
弁護士費用が気になる方もいるかもしれませんが、心配ご無用!
「初回相談無料」「費用分割払いOK」と設定している法律事務所も増えていますので、ぜひ一度相談してみましょう。
ご自身のお悩みの他に、費用面についての心配を相談してもいいかもしれません。
闇金トラブルは放置すればするほど、事態が深刻化します。解決に向けての行動を一刻も早く起こしましょう。
まとめ:女性が闇金を利用する危険性と対処法をご紹介
まとめ:女性が闇金を利用する危険性と対処法をご紹介【弁護士がわかりやすく解説】
- 女性が闇金を利用するのは危険
- 一度でも闇金を利用すれば取り返しのつかない事態に!
- 女性が闇金問題で困ったら警察または弁護士に相談しよう
今回は女性が闇金を利用する危険性や対処法について徹底解説しました。
女性が闇金を利用すると、取り返しのつかない事態になる危険が考えられます。
特に利用者が女性の場合、ひととき融資をはじめとした危険な犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
被害が小さい今のうちに、適切な対処法を実践していきましょう。
女性に限らず、闇金を利用することは非常に危険です。
闇金でお困りの方は、今すぐ弁護士に相談をしましょう。
誰かに悩みを打ち明けるだけでも、きっと心が軽くなります。
シン・イストワール法律事務所は、これまでに10,000件以上の闇金問題を解決してまいりました。
闇金問題のノウハウや経験が豊富なシン・イストワールへ、まずはお気軽にご相談ください。
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