闇金の存在が社会問題として世に知られてから、ずいぶんと月日が経ちました。
しかし、今でもその闇金の被害に遭ってしまう人は後を絶ちません。
ご存知の通り、世の中には未だ多くの闇金がはびこっています。
そこで今回は闇金の数の現状や被害規模の変動について徹底解説していきます。
闇金の被害情報を知りたい方は必見です!
今回のテーマ
- 存在する闇金の数について
- 闇金の検挙数・被害者数・被害額の変動
- もしも闇金を利用してしまったときの対処法
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※ 債務整理受任に関しては弁護士との面談が必要ですが、諸事情により面談が困難な方はお気軽にご相談ください。 1.闇金の正確な数はわかっていない

結論から言いますと、存在している闇金の数について正確には把握できません。
闇金は、違法に存在をしています。
つまり、届け出を出すこともなく、国や警察から隠れて営業を続けているのです。
したがって、正確な数は把握できないというのが現状になります。
それでも日本全国で見れば、かなりの数が存在していることには間違いありません。
2.闇金被害は減少傾向にある?

金融庁の調査によると、闇金の被害は総じて減少傾向にあるようです。
ここからは闇金の数を正確に推測するため、以下の情報をまとめていきます。
- 闇金の検挙数
- 闇金に関する問題の被害者数
- 闇金による被害額
これらの数字から、闇金に関する問題がいまどのような状況にあるのかが見えてきます。
① 闇金の検挙数
はじめに、闇金に関する問題の検挙数を確認していきます。
まずは警察庁が公開しているこちらの表をご覧ください。

まず平成20年の1年間で見ると、検挙件数は437件で、検挙された人数は860人です。
この数字から、1日1件以上のペースで闇金が検挙されていることが分かります。
2年後の平成22年になると、検挙数は393件となり、検挙された人数も755人といずれも若干減少しています。
さらに2年後の平成24年には、検挙数が325件、検挙された人数は470人となります。
徐々にではありますが、検挙件数と検挙人数ともに減少傾向を示していることが確認できました。
特に検挙人数については、半分ほどにまで数が減っています。
闇金がメディアなどで取り扱われる機会が増え、被害も縮小していると考えられます。
と思ったのもつかの間、平成25年以降闇金の検挙数が急激に増えています。
これはSNSやインターネットの普及をきっかけに、ネット上で活動する闇金、いわゆる個人間融資が急増したためだと考えられます。
いずれにしてもSNSやインターネットを使用する際は、闇金の罠に引っかからないように気をつける必要がありそうです。
【参考】ヤミ金融事犯の検挙状況 / 警察庁
② 闇金に関する問題の被害者数
次に闇金の被害に遭った人数を見ていきましょう。
まずは警察庁が公開しているこちらの表をご覧ください。

平成20年には、およそ14万人の人が被害に遭ったとされています。
数字だけを見ても、多くの人が被害に遭っていることが分かります。
また、この数字は把握できている範囲の数字であるため、事件化せずに表へ出てきていない被害者もいると想定すれば、その潜在的な数はさらに多いということになります。
しかし、その後は1年に約2万人ほどのペースで被害者数は減っており、5年後の平成24年には約3万人まで減少しています。
最新情報である平成29年のデータでは被害人数は1万3千人と、平成20年の10分の1にまで収まっています。
このことから闇金の被害人数は確実に減少していることが分かります。
【参考】ヤミ金融事犯の検挙状況 / 警察庁
③ 闇金による被害額
検挙件数や被害者数が減っているということもあり、被害額にも同様の減少傾向が見られます。
まずは警察庁が公開しているこちらの表をご覧ください。

平成20年には約300億円もの被害総額となっていましたが、平成21年には約200億円となり、100億円ほどが減少しています。
しかし、それでもなお約200億円規模で被害が出ているという事実は、決して見過ごすことはできません。
平成24年には約100億円まで被害額が減少し、5年間で被害額が3分の1まで減少しました。
その後も変動を続けているものの最新情報の平成29年では91億円とかなり減少していることが分かります。
この点からも、闇金の被害額は減少していると確認できます。
【参考】ヤミ金融事犯の取締り - 金融庁
【参考】ヤミ金融事犯の検挙状況 / 警察庁
3.闇金は絶対に利用しないこと

闇金の被害は減少傾向にありますが、それでも完全になくなったわけではありません。
今でも闇金を利用してしまい、被害に遭ってしまう人がいます。
特にここ数年ではSNSやインターネットの掲示板を中心とした小規模の闇金(ソフト闇金や個人間融資など)が急増しているのでそういった新しいタイプの闇金にも注意しましょう。
根本的な解決策として、闇金は絶対に利用しないということを徹底しましょう。
一度でも闇金を利用してしまえば、悪質な取り立てにはじまる様々な被害を生んでしまいます。
また闇金に関する問題は、自分一人で解決するのが非常に難しいため、心身を痛めつける結果にもなります。
どんなにお金が必要な時であっても、絶対に闇金は利用しないと固く心に誓いましょう。
もしも闇金を利用してしまったら
闇金トラブルで困ったら弁護士への相談がおすすめです。
法律の専門家である弁護士は違法業者である闇金の違法性を正式に指摘することが出来ます。
借金の無効化はもちろん、取り立て行為を即日で停止させることも可能です。
そのため多くの闇金は弁護士のことを非常に恐れており、弁護士が介入通知を知らせただけで取り立てが完全にストップすることもあります。
弁護士費用が気になる方もいるかもしれませんが、心配ご無用!
最近では電話やメールでの無料相談を実施している弁護士も増えてきていますので、資金で困っている方はこうした無料サービスを利用してみましょう。
まとめ:闇金の被害は収まっていない

- 闇金は違法に隠れて営業しており、正確な数は把握できない
- ただし、闇金による被害は減少しつつある
- 闇金には絶対に手を出してはいけない
闇金に関するデータを見ていくと、その被害者数や被害総額には減少傾向が確認されました。
しかし一方で、まだまだ闇金は多く世に存在しており、被害にあってしまう人もいます。
自分は大丈夫だろうと油断をせず、またお金に困っても闇金には絶対に手を出さないようにしましょう。
闇金でお困りの方は、今すぐ弁護士に相談をしましょう。
誰かに悩みを打ち明けるだけでも、きっと心が軽くなります。
シン・イストワール法律事務所は、これまでに10,000件以上の闇金問題を解決してまいりました。
闇金問題のノウハウや経験が豊富なシン・イストワールへ、まずはお気軽にご相談ください。
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