今回は当法律事務所に毎日多数寄せられる養育費の相談事例の内「口約束で取り決めした方の養育費の相談事例」をいくつかご紹介していきます。
「口約束で取り決めしたけど他の人は養育費回収をどうしているのかな?」
「口約束で取り決めしたら養育費はどう変わるのかな?」
といった悩みのある方は必見です!
目次
相談事例① 口約束後に養育費の受け取りを拒否してしまった
相談内容
養育費についての相談です。
3年前の10月に離婚した際に口約束で「子供2人2万5000ずつ合計5万円の養育費を受け取る」と取り決めました。
ですが離婚後も物品の所有のことで連絡をとるうちに嫌味のように色々言われ、精神的に追い込まれて「養育費はもういらない」と言ってしまいました。
この場合、もう養育費はもらえないでしょうか?

どんな理由があっても、子供と元配偶者の間に扶養関係がある限り養育費の支払い義務を拒むことはできないのです。
相談事例② 養育費を支払わないのに娘に会おうとしてくる
相談内容
養育費についての相談です。
相手とは未婚で籍を入れていませんが子供がいます。
昨年の8月に私が子供を引き取る形で別れました。
私はまだ18歳だったためアルバイトをしてなんとか養ってます。
ですがアルバイトだけでは金銭的に限界があるので、相手に養育費の話を持ちかけました。
多少いざこざはあったものの、私の親と相手の保護者に介入してもらった結果、口約束ではありますが支払ってくれることになりました。
ですが相手の保護者が1回だけ少額を支払ってくれたきり、それ以降は一切養育費が支払われません。
にも関わらず相手は娘に会いたいと一方的な要求を押し付けてきます。
私は養育費を払わない人には合わせたくないと拒否しているのですが、文句を言って話を聞いてくれません。
相手によると弁護士に相談しても意味がないと言われたのですが、実際のところどうなのでしょうか?

こちらは未婚の状態でできた子供の養育費を回収したいという相談事例です。
例え未婚の状態であっても必要な手続きを踏めば養育費を回収することは可能です。また弁護士に相談すればそういった手続きをすべて丸投げできます。
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相談事例③ 養育費を口約束で決めたものの不払いが続いている
相談内容
養育費についての相談です。
先日離婚した際に、口約束ではありますが元旦那と養育費に関する取り決めを決めました。
先月はちゃんと支払ってくれたのですが、今月はお金がないから払えないと言われました。
それ以降は一切支払ってもらえず今後も払う気ないと言われました。
こういった場合相手から養育費を受け取ることはできないんでしょうか?

支払いを拒否された時は家庭裁判所に申立を行うことで適切に対処できます。詳しい手続きについては当事務所の弁護士が代行いたします。
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相談事例④ 口約束だけで養育費の請求は可能?
相談内容
養育費についての相談です。
元旦那から養育費を3年前の4月から一切払って貰えてません。
8月からは連絡も取れなくなり相手の居所も分かりません。
公正証書などはなく口約束のみですが請求は可能でしょうか?

こちらは元旦那と口約束で養育費を決めたものの音信不通になってしまった、という相談事例です。まず口約束であっても養育費の請求は可能です。また当事務所では公正証書などの書面が無い場合の請求にも対応しておりますのでご安心ください。
元旦那と連絡が取れない場合でも心配ご無用です。というのも令和2年4月の民事執行法改正により、裁判所を介した元配偶者の勤務先や居住先、銀行口座といった個人情報を調査しやすくなっているのです。
相談事例⑤ 養育費を口約束で取り決めたのに1円も支払われない
相談内容
養育費についての相談です。
元旦那と4年前に離婚しました。
離婚する際には養育費について話し合い、口約束でしたが「最低でも1万円・払える時は3万円を毎月払う」ということで合意しました。
ですが離婚後、養育費は1円たりとも支払われたことはありません。
数年に一度、LINEで連絡して養育費の請求をするのですが、毎回「お金がないから払えない」と断られます。
結婚期間中は生活費さえくれない旦那だったので、本当にお金がないのか、それとも払うのを渋っているのか分かりません。
小学生の子供が2人・保育園児の子供が1人いて、年々お金がかかる頃ですので、早めに養育費を回収したいのですがどうしたら良いのでしょうか?

こちらの相談者の場合、子供が3人いますので口約束での取り決め額(1~3万円)よりも多めに請求できる可能性が高いです。安心して当事務所にお任せください。
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相談事例⑥ 口約束の半分以下の額しか養育費が振り込まれない
相談内容
養育費についての相談です。
昨年の12月に離婚しました。
離婚時の話し合いで元夫は、口約束ではありましたが「責任持って養育費4万円支払います」といった内容で決定しました。
ところが今月振り込まれていた金額は1万5千円だけでした。
相手に理由を聞いたところ「弁護士に相談したら手取りの1割で大丈夫と言われたのでその値段になりました」と言われました。
さすがに子供2人いてのこの金額は生活が困ってしまいます。
この金額は妥当なのでしょうか?ご意見をお聞かせ頂けますでしょうか。

ちなみに養育費算定表から「子供が2人」「相手の手取りは15万円(1割が1万5千円なので)」の条件に該当する養育費の最低額を算出すると月2~4万円となります。このことからも相手は嘘をついている、あるいは悪徳弁護士に騙されている可能性があります。
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相談事例⑦ 養育費の口約束から数ヶ月で連絡が途絶えた
相談内容
養育費についての相談です。
離婚したのは2017年の9月です。
公正証書を作らず口約束で月々5万円の養育費を払うと約束し離婚しました。
しかし最初の月から一方的に減額されて2万円しか振り込まれませんでした。
2017年の10月と11月は2万円受け取っていたのですが、やがて2018年の1月から一切振り込まれなくなりました。
連絡は取って理由を聞いたのですが「今は払えない」の一点張り。
そして2018年の5月から連絡がとれなくなり、元夫は携帯を変えたのか番号を変えたのか電話が繋がらなくなりました。
今となっては元夫の住んでいる場所も働いている会社も分からない状態です。
公正証書を作っていないのでもう諦めるしかないのでしょうか?

当事務所では公正証書などの書面が無い場合の請求にも対応しております。
また元旦那と連絡が取れない場合でも心配ご無用です。というのも令和2年4月の民事執行法改正により、裁判所を介した元配偶者の勤務先や居住先、銀行口座といった個人情報を調査しやすくなっているのです。そのため当事務所の弁護士がスムーズに元夫の情報を調査、養育費の請求手続きをいたします。
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相談事例⑧ 養育費の口約束を無視され音沙汰がない
相談内容
子供が大学に進学し大学院進学を考えているので、元旦那に連絡して「2023年3月まで月5万円の養育費を払ってくれる」とLINEと電話にて口約束をしました。
旦那は「子供が高校を卒業するまでの養育費を払ってこなかったので、大学院までの養育費はしっかりと払う」と誠意を見せてくれたので私も少し安心していました。
しかし最初の何ヵ月かは送金がありましたが、それ以降は全然音沙汰がありません。
他の養育費回収サービスに申し込んだのですが、それも全然進展も連絡もないまま半年が過ぎました。
こちらの弁護士さんにお願いをすれば「送金約束してから今迄の未払い分」と「今後2023年3月までの養育費」を元旦那に請求することはできますか?

養育費は法的な義務ですので支払いを拒否することはできません。当事務所があなたの代わりとなって確実に未払いの養育費を回収致します。また当事務所では過去分も将来分も対応しておりますので「離婚後から子供が大学院を卒業される2023年の3月までの全期間」の全額を請求することも可能です。
まとめ:養育費の相談事例をご紹介【口約束で取り決めしたケース】
今回は「口約束で取り決めしたケースの相談事例」ということで以下の相談事例をご紹介しました。
- 相談事例① 口約束後に養育費の受け取りを拒否してしまった
- 相談事例② 養育費を支払わないのに娘に会おうとしてくる
- 相談事例③ 養育費を口約束で決めたものの不払いが続いている
- 相談事例④ 口約束だけで養育費の請求は可能?
- 相談事例⑤ 養育費を口約束で取り決めたのに1円も支払われない
- 相談事例⑥ 口約束の半分以下の額しか養育費が振り込まれない
- 相談事例⑦ 養育費の口約束から数ヶ月で連絡が途絶えた
- 相談事例⑧ 養育費の口約束を無視され音沙汰がない
基本的に養育費に関する取り決めを口約束でしたからといって養育費の支払い義務が無くなることはありません。

また「養育費の未払い問題」「養育費回収の手続き」「元配偶者からの減額請求への対応」といった養育費に関するトラブルでお困りの場合は、弁護士に相談してスムーズに問題を解決することをオススメします。
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